移住してから感じること
自然に囲まれてのんびり過ごしていて感じること。
目覚めた時の布団の中できく鳥の声
縁側で感じる朝の匂い
田んぼ道の草花
湿った落ち葉の匂いや寒い日の匂い
朝からずっと太陽を浴びた1日の爽やかな疲労感
もともと田舎者の私にとって、どれも感じた事のある懐かしい感覚でした。
小学校の通学路のひたすら続く河川敷の堤防で遊んだこと
先生に教えてもらった花の名前
たくさん教えてもらったおばあちゃんの豆知識
つい最近は、何度も何度も読んだ大好きな本の事まで思い出しました。
そんな事を一つひとつ思い出すたびに、心が少しずつ綺麗になっていく気がします。
働いていた頃の心の疲れは、この半年でもうとっくにほぐれました。
仕事に追われていた日々が、遠く昔の事どころか、他人の人生だったようにすら感じます。
大好きな人と、気心知れた近所のおじいちゃん、おばあちゃん。
釣りに行ったら師匠や名人が釣りを教えてくれる。
今までの何百分の1の人間関係だけど、そんな中だからこそ、初めて本当の意味で自分らしく生きられている気がします。
人を気にせず、人に流されず、我がままに生きられる。
今までは、たくさんの人の中で、自分がどうしたいのか、どう感じたのか、自分自身に素直になれなくて、妥協して周りの意見の中間あたりを無難に選択してばかりいた気がします。
自分らしく生きる、我が儘に生きる
都会にいたら、凄く難しい事なんじゃないかなと思います。
移住してから、私達の欲求の邪魔をするものはお天気ぐらいしかありません。
雨だと釣りもサーフィンも庭いじりも出来ませんのでw