南伊豆LIFE〜*°

結婚して南伊豆に移住。半年が経ちました。

移住生活・ご近所さん

我が家の周りには、空き家も何軒かありますが、10軒のお宅があります。

 

ほとんどが、前述したように私の両親よりも一回りほど上の年齢です。

若い人は仕事がないので、お子さんやお孫さんは沼津とか街のほうに出てしまうそうです。

大まかな計算ですが、かの有名な"世界がもし100人の村だったら"のように例えるとしたら、、

30人もいないこの地域の、

18人が女性で、12人が男性

25人が65歳を超える高齢者で、そのうち2人は90歳を超えています。

10人は働いていて、あとの20人は年金で暮らしています。

28人が野菜を育てたり田んぼをしたりして暮らしていて、、、

あとの2人(←私達の事w)は今は野菜をもらってばかりですが、今年からご近所さんに教わって野菜作りを始めます

 

少ない集落ですが、同じ苗字が多いのでお互いを昔ながらの屋号で呼び合っています。

 

海外でのお仕事を定年で退職して、山の頂上にポツンと1軒の物凄く素敵な家を建てたダンディな旦那様と、動物が大好きでいつお邪魔しても素敵なおもてなしをしてくれる奥様

 

真面目で物知りで皆から頼られる旦那様と、料理上手で上品な奥様、そしてお話もカラオケもお酒も大好きで毎日お散歩している92歳のおばあちゃん

 

豪快で竹を割ったような元気な奥様と、ひかえめで動物が大好きな優しい旦那様の、お酒大好き夫婦

 

私達の釣り仲間であり、元々は大きな会社の社長さんだったという、おやじギャグを連発する面白い旦那様と、その豪快な旦那様に中学の頃から寄り添ってきた美人でしっかり者の奥様

 

皆個性豊かで、のびのびと。お互い協力し合い助け合いながら暮らしています。

ここの地域の方々を登場人物にして物語を書いたら、それなりにかなり面白い物語が作れるんじゃないかと、そんな想像をしてしまいます。

 

そんなご近所さんとは、あっという間に打ち解けました。

私達にとっては全てが新鮮ですから、アナグマの巣があると聞けばそこまで連れて行ってもらったり、草花の名前を聞いたり、家にこんな虫が出ただの、動物がいただの、こんな所に行ってみただの、なんでもご近所さんに聞いたり話したりして毎日のように盛り上がりました。

 

ここの地域で生まれ育ってきたご近所さんの支え、助けがあってこその移住生活です。

このあたたかいご近所さん達に恵まれた事が、私達夫婦にとって本当に幸せなことでした。

 

最初は、こんな何もない所に引っ越してくる新婚夫婦なんて変わり者に違いないと思われたことと思いますが、あたたかく迎えて下さった事、力になって下さる事に心から感謝しています。

 

私達も力になれること、地域の方が喜ぶ事を、していきたいなぁと、自然とそう思います。