移住生活スタート
引っ越しの翌日、役場の移住担当の人と一緒にご近所にご挨拶に行きました。
10軒もないお家のほとんどが、私の両親より一回りほど上の年齢。
迎えて下さった皆の笑顔が、ここでの暮らしの穏やかさを物語っていました。
後々聞いたのですが、ここの班は皆とくに仲が良く協力的で、移住者にはもってこいの場所だったそうです。
毎月1回の常会では、一軒のお家に集まって遅くまでお酒を飲んだりしながらいろいろな話をします。
その時間がまた楽しくて、私達は夫婦でお邪魔しています。
話は変わって7月の始め、引っ越し当日。
役場で手続きを済ませた後、いざ家に入ると、、
そこには人生で見た事のない、掌サイズの蜘蛛が、、
しかも5匹ぐらいいたかなと思います。
引っ越し前に祖母が買ってくれた殺虫剤で、旦那様が退治してくれたものの、旦那様も虫嫌い。
二人とも精神的になかなかのダメージを食らいました。
でもこのサイズの蜘蛛、ここらへんでは通常サイズらしく、夏はほぼ毎日どこからともなくやってきます。
半年たった今では、箒や虫取り網で外に逃がしてやってます。
旦那様の虫嫌いも、いつのまにか治っていました。
山に囲まれているのに網戸のない我が家は、カナブンやら蜂やら蜘蛛やらバッタやら、毎日たくさんのお客さんで賑わってます。
引っ越し当日に殺虫剤やらの虫対策用品が揃っていてよかったです。
あと、寝室には蚊帳を吊って寝ています。
蚊帳は、私の祖母の嫁入り道具。
それが私の嫁入り道具になるなんて、なんだか感慨深いものがあります。